購入したHHBK Professional Hybridを分解して静音化(TYPE-S化)してみた



先日HHKBを購入した記事を上げました。

自分が購入したのは最新型の非静音タイプのモノです。

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HHKB
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実際購入してみて感じたのは、なんかパチパチ高い音なるし、割と音が気になるな・・・。ってことです。

実は非静音タイプのHHKBも静音化できる

分解を伴うので、保証期間が残っていてもそこで保障終了になってしまいますが、非静音タイプのHHKBでも、あとから静音化する方法が存在します。

ちなみに、HybridになってからのHHKBは電池ボックスのネジ部に封印のシールが貼っているため、分解したことが一発で分かります。

HHKB Hybrid 封印シール

シールを剥すと上記写真の様に銀色の文字が筐体に残ります。
言い逃れは出来ませんので、覚悟して分解してください(笑)

HHKBの静音化(TYPE-S化)に必要なもの

静音化に必要な資材を紹介します。
基本的には全て国内で手に入るものですが、クオリティを追求していくなら海外製の専用のパーツを買った方が幸せになれます。

静音化リング

静音化に必要な最重要パーツです。

拘りさえしなければ数百円で手に入ります。

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/o%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0+1mm/

線径は直接キーストロークの減少に寄与してきますので、2㎜のものとか買ってしまうとエライことになります。

内径6.5mm~7mm前後、線径は1mm以下のモノを基準に選んだ方がいいです。

より幸せになりたい方は、国内では手に入りませんが、アリエクで専用の静音化リングが売っています。

為替にも寄りますが、大体送料込みで4,000円台の中盤です。

専用のモノが何がいいのかというとリング自体の線径が扁平型にうすっペラくなっているので、キーストロークを大幅に減らすことがありません。

左→専用品/右→汎用品

HHKB の Type-Sモデルのキーストロークは3.8mm、非静音タイプのキーストロークは4.0mmです。

左→専用品/右→汎用品

真横から見ると、専用品は存在自体が確認しにくくなるレベルで薄いのが見て取れます。

ちなみにノギスで測ったところ厚みは、

  • 専用品→約0.1mm
  • 汎用品→約0.9mm

でした。

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分かりやすく言うと、万能グリスです。

何でかという理由はイマイチ分からないのですが、キーボード界隈ではこのsuper lubeが非常に好まれます。

別にこのグリスじゃなくても、無溶剤系のシリコンスプレーとかでも全然代用できます。

HHKBを分解する

分解自体はそれほど難しくありません。基本的にはドライバー一本で分解可能です。

上側のネジの位置

一番外部のネジは両端と電池ボックスの中にあります。

コネクタ

ネジを外してパカッと外して、筐体を上下に分けると内部で上の基盤と下の基盤をつないでいるコネクタがありますので、針金みたいなロックを持ち上げるとスッと外すことが出来ます。

スイッチ側基盤

スイッチ側の基盤もネジで止まっているので全て外します。全部で18個あります。

ネジを外し終えた後注意することがすぐにフレームから基盤を外さずに基盤側を下にして一旦机に置くことです。

その後、ゆっくりフレームを持ち上げるとラバーカップをこぼすことなくフレームを外すことが出来ます。

HHKBラバーカップ

いきなりフレームを引っぺがすと、ラバーカップが外れて飛び散ったり、中のばねを紛失したりして探し回る羽目になるので細心の注意をもって取り外してください。

その後外したフレームからキーキャップを除去し、プランジャを取り外します。

プランジャ

キーキャップの真下にはこのような部品が入っています。

このリングに先ほど紹介した、静音化リングをはめて、周囲にグリスを塗って一個一個フレームに戻していけば静音化完了です。

HHKB静音化作業の効果のほどは・・・

ぶっちゃけ、効果はバツグンです。

いくつかのパターンで静音化してみたのですが、それぞれの印象をまとめました。

グリスのみで静音化

一番最初に静音化をしてみようと思って挑戦した時は、とりあえず手元には以下のシリコンスプレーしかなかったので、それだけで一旦静音化してみましたが、一定の効果はありました。

汎用品の静音化リングで静音化

静音化としての効果性能で一番高かったのはこの組み合わせです。

かなりコトコト感が出ました。

ただ、実際に1mm近くキーストロークが短くなって打ち心地が変わってしまったので、この方法はやめることにしました。

専用品の静音化リング+グリス

最終形態ですが、静音化効果もバツグンの上、キーストロークもほぼ変わらないため、違和感なく、コトコト感だけを手に入れることが出来る最もパーフェクトな方法です。

ちなみにHybrid Type-Sも所有していますが、何も手を加えていないType-S筐体よりも静音化したノーマルHybridの方がコトコト感が非常に強く、Type-Sのタイピング時に感じるチャカチャカとした感覚がありません。

キーストロークはType-Sの方が若干短く感じます。

一応自分が購入した専用品の静音化リングは0.2mm厚というものを選んで買ったのですが、実際ノギスで測ってみる限りも0.1mm厚でしたし、装着後に叩いている感じも、Type-Sの方が若干ながらストロークが浅く感じるので、実際もう少し厚みのあるリングの方が、純正のType-Sキーストロークに近い感覚になるかもしれません。

HHKB静音化まとめ

以上、静音化レビューでした。

注意点は、

  • 保証期間内であっても保証が切れる。
  • 分解時ラバーカップが飛び散る可能性。

この二点くらいです。

いずれも覚悟さえしていれば大した問題にはならないと思います。

逆にメリットとしては、

  • 後からでも静音化できるという事実。
  • Type-Sより若干コスパいい。
  • Type-Sより気持ちいい(個人的主観)

って感じです。

敢えて静音化作業前提で非静音タイプを買うのがオススメかと言われると微妙な部分ですが、もうすでに買ってしまってる方は新たにType-Sを購入するよりはこの静音化に挑戦された方がどう考えてもコスパがイイです。

ご興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

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