
概要
CSVで指定したキーワードを元にフリマアプリの出品商品を監視し、条件に合った商品が出品された場合メールで通知します。
対象アプリはメルカリ・ラクマ、動作確認OSはWin10-64bitです。
- メルカリ・ラクマの新着商品監視
- CSVで監視対象のアイテムフィルターを作成
- 登録キーワード数は無制限(最大3万キーワードで動作確認済み)
- キーワード・除外ワードを指定可能
- 通知対象価格の最大値・最小値を指定可能
- 自動購入機能あり(β機能)
通知時間はキーワード数とツールを回すマシンスペックに比例しますが、手元のWindows10 16GB-RAM i7-4770 のマシンを例にすれば、8,000件のフィルタで出品からメール通知まで概ね5秒以内です。
使い方
ライセンス認証
メニュー→その他の設定→ライセンス認証より、お持ちのライセンスキーを入力してください。
パネルに(ライセンス認証済み)という表示が出ていればツールを正常に起動できる状態です。
メール設定


配信先メールアドレス
商品を検出した時に通知するメールアドレスです。
複数のメールアドレスを指定したい場合はカンマでメールアドレスを区切ります。
基本的に配信アドレスだけを設定すれば他はディフォルトの設定のままで動きます。
送信元メールサーバー設定
チェックボックスにチェックを入れると下の項目が編集可能になります。
独自のメールサーバーから通知メールを受け取ることができます。
- 配信元メールアドレス
- 配信元メールサーバーパスワード
- SMTPサーバー
- ポート番号
独自のメールサーバーを利用する場合全ての項目の入力が必須です。
ログイン設定
ログインステータスエリアの「認証」ボタンで、メルカリ・ラクマそれぞれにログインすることができます。
自動購入機能を使わない場合、この設定は不要です。(バツマークのままでも情報は取得できます。)

ログインボタンを押すと以下の様なパネルが立ち上がります。

メールアドレス、パスワードの二項目を入力し、「認証」ボタンを押すと、二段階認証のコードのSMSが届きますので、その認証コードを入力して更にもう一度「認証」ボタンをクリックするとログイン状態になります。

現状ラクマは自動購入機能に未対応ですので、ログイン出来るだけで機能上のアドバンテージは何もありません。(今後アップデート予定)
CSV設定
当ツールの主要設定部分です。アイテムのキーワードなどの指定は全てCSVで行います。
フィルタの読み込みはツール起動時のみ行われます。
編集したファイルを適用させたい場合は再起動が必要です。
エクセルを使ってCSVに数字を入力した際に、3桁区切りに自動でカンマが表示される設定になっている場合、上手く読み取れない可能性があります。数字のカンマ区切りの設定は可能な限り解除してください。
CSVの場所
ツールトップのフォルダ > settings > filters
に配置されている「filter.csv」「filter_all.csv」が設定用のファイルです。
CSVの列名
列名と指定できる値を解説します。
基本事項としてCSVでフィルタ対象となるのは商品タイトルとなります。
filter_word
商品を検出するためのキーワードです。
一つのセルに半角スペース区切りで入力するとAND検索になります。
複数のワードのどちらかにヒットした場合通知が欲しい場合はキーワードを|(パイプ)で区切るとOR検索になります。
またフィルタワードに関しては列名を「filter_wordx(xは任意の数字)」とすることで列の増設が可能です。複数の列に別れたキーワードはAND検索と見なされます。
「PS4」をタイトルに含み、かつ、「新品」または「未使用」を含む商品を通知したい場合
PS4 新品|未使用exclusion
商品を検出するための除外ワードです。
仮にキーワードでヒットしていても、ここで指定したワードを商品タイトルに含む場合は通知されません。
一つのセルに半角スペース区切りで入力するとAND除外になります。
複数のワードのどちらかにヒットした場合通知対象から除外したい場合は除外ワードを|(パイプ)で区切るとOR除外になります。
また除外ワードに関しては列名を「exclusionx(xは任意の数字)」とすることで列の増設が可能です。複数の列に別れた除外ワードはAND検索と見なされます。
タイトルに「ジャンク」または「動作未確認」を含む商品を除外したい場合
ジャンク|動作未確認max_price
商品の許容される最大価格です。
キーワードにヒットした場合でも、商品価格が「max_price」を超える場合は通知が行われません。
mini_price
商品の許容される最小価格です。
キーワードにヒットした場合でも、商品価格が「min_price」を下回る場合は通知が行われません。
buy_now
指定できる値は「TRUE」のみです。
TRUEを指定した場合、フィルタにヒットする商品を検出すると、メール通知ではなく、商品の即時自動購入を試みます。
対象アプリは現状「メルカリ」のみのβ機能で、あらかじめメインパネルよりログインをしている必要があります。
from_address
ここでメールアドレスを指定すると、通知のメールがそのアドレスから送られたかのように偽装することが可能です。
商品によって通知を振り分けたい場合に、送信元アドレスを偽装します。
asin
予めそのキーワードに関係のあるAmazonのASINをここに指定しておけば、商品を検出した際のメールに「Amazonへの直リンク」「モノレートへの直リンク」が表示されます。
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