賢威8オリジナルウィジェット
賢威8にはオリジナルのウィジェットが二種類あります。
- サムネイル付き最近の投稿
- 最近更新した記事
内容としては見たままです。
”サムネイル付き最近の投稿”は直近の新着記事をサムネイル(アイキャッチ画像)付きでサイドカラムやフッター直上のエリアに配置できるというもの。
対して”最近更新した記事”は最終更新日が新しい順(新着記事も含めて)に記事を並べて表示できます。
何故ディフォルト状態のワードプレスでこれらのウィジェットが存在しないのか、疑問を禁じ得ないレベルの超絶基礎機能ですが、そこは置いときましょう。
これらのウィジェットたちの問題点
まぁ問題点というと少し大げさなんですが、僕にはほんの少し、不満がありました。
「最近更新した順にサムネイル付きで表示したい!」
いっそのこと、両方サムネイル表示機能を付けてほしかった、今日この頃・・・。
もちろんプラグインとか探せば存在するんでしょうが、極力余計なものは入れずにプレーンな状態で使いたいというのが正直なところ。
オーガニックイズベスト!
賢威8のウィジェットをカスタムする
まぁ、ないものは仕方ないので、自分で作ります。
でもゼロから作るのはめんど時間がないので、これらのウィジェットをカスタマイズすることにします。
カスタムに当たって二つの選択肢
- ”サムネイル付き最近の投稿”の表示に更新された記事を含める
- ”最近更新した記事”にサムネイルを付けて表示
この二択は、僕の人生で過去二番目の大きな決断でした。
ソースファイル見てみる
冗談はさておき、とりあえずソースファイルを探します。
あっちこっち探した結果、
「keni-widget.php」まさにこれしか無さそうな名前のファイルを見つけました。大体以下の様なファイルパスに置かれていると思います。
ドメインディレクトリ/wp-content/themes/keni80_wp_standard_all/keni/module/keni-widget/keni-widget.php
さーっとファイルの中身を見た結果、どうやら”サムネイル付き最近の投稿”に、更新された記事も含める方が手間がかからなそうです。
PHPファイルに行を追加する
やったこと↓
$r = new WP_Query( apply_filters( 'widget_posts_args', array( 'posts_per_page' => $number, 'no_found_rows' => true, 'post_status' => 'publish', 'ignore_sticky_posts' => true, //←末尾にコンマの追加 //追加行 'orderby' => 'modified'//最近更新された順、 //追加行 ) ) );
「keni-widget.php」 から当該の箇所を探し、行を追加します。
僕の手元のファイルでは203行目付近でした。
追加する行の一行上の末尾にコンマを振るのを忘れないでください。
後はファイルをFTPでアップロードするだけです。
子テーマを使っている場合はディレクトリの構造ごとアップロードして下さい。
子テーマの設定は以下参照。
これで、サムネイル付き最近の投稿を使うと、”最近更新した記事”も表示に含まれるようになります。
まとめ
”サムネイル付き最近更新された記事”の完成。
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