子テーマ
子テーマとは?
ワードプレスのテーマテンプレートには親テーマとセットで機能する、子テーマというサブテンプレートがあります。
子テーマに書き込んだCSSやPHPの変更はそのままブラウザへの表示に反映されます。
何で子テーマを使うの?
賢威に限らずですが、「ここの見た目ちょっと変えたいなー」とか、「PHPで独自関数作ってショートコードで呼び出せるようにしたい」など、ワードプレスのテーマをカスタマイズする際、base.cssやstyle.css、またはfunctions.phpやsingle.phpなどを編集することになります。
別に直接編集しても全く問題ないですし、しっかり反映されるのですが、一個だけ問題が出る瞬間があります。
テーマのアップデートです。
テーマを直接編集すると、そのテーマのアップデートが訪れると、気軽にポチれなくなります。
テーマのアップデートは丹精込めていじり倒したCSSやPHPファイルをガッツリ上書きしにきやがりますので、万が一にでもボタンを押してしまったが最後、今までの苦労は亡き者とされ、アップデートされたまっさらなテンプレートファイルたちがそこに残ることでしょう。
子テーマはアップデートで上書きされない!
子テーマはテンプレートのアップデート時に上書きされません。
テーマ自体のタグやクラス構造が大きく変更されれば、さすがに影響を受けますが、それでも編集したファイル自体は残ります。
さぁ、子テーマをインストールしよう
子テーマの大事さの布教活動が終わったところで、具体的なインストール手順を紹介します。
今回はこのブログのテンプレート「賢威8」の子テーマのインストール手順を例に紹介します。
子テーマの取得
まずは子テーマの元ファイルを取得します。
「賢威8」配布元のウェブライダー社の賢威サポートページへGO!
「keni8_child.zip」というファイルが入手できれば成功です!
子テーマをワードプレスにインストール
失敗パターン
ワードプレスの外観タブ→テーマ→テーマのアップロード→さっきのzipファイル選択してアップロード→今すぐインストール
これね、失敗します。もうやりました。
行けそうなもんやけどなぁ!なんでや!
もしかしたら、これでインストール完了した人もいるかもしれませんが、延々「インストールに失敗しました」の表示が出続けて、一向に完了しませんでした。
子テーマを手動でインストール
僕はこの方法でインストールしました。
1.まずはzipを解凍
「keni8-child」のフォルダの中にさらに「keni8-child」があります。
中身の方の「keni8-child」を、
2.FTPでアップロード
アップロード先は親テーマと同じディレクトリです。
こんな形。この時に親テーマのフォルダ名をコピーします。
3.子テーマのstyle.cssの編集
さっきコピーした親テーマのフォルダ名を、子テーマのstyle.cssの冒頭
/* Theme Name: 賢威8.0(子テーマ) Theme URI: https://rider-store.jp/keni/ Author: 株式会社ウェブライダー Author URI: https://web-rider.jp/ Description: 賢威8.0 子テーマです。 Version: 8.0.0.0 Template: keni80_wp_standard_all /*←ここにペーストするのだ*/ */
Template: の後ろを親テーマのフォルダ名に変更すればOK
再度style.cssのアップロードを忘れずに!
4.子テーマを適用
この手順を踏むとワードプレスの外観→テーマの画面に子テーマが出現しているはずです。
サムネイルが表示されてない、PNG画像の背景みたいなやつです。
あとはそれを適用させればOK!
まとめ
アップデートも怖くない!
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