表題の通り、Google speed insights のスコアが気になっている方も多いんじゃないでしょうか?
上記の記事で Google speed insights のスコアを大幅に改善する方法を紹介しました。
で、スコア改善記事かいておいてなんですが、「実はあんまりGoogle speed insightsのスコアって実際の表示速度にそんな比例しないんじゃね?」って事に気づいてしまったので、この記事を書くに至りました。
Google speed insights のスコア改善だけの仕事がある
冒頭で述べたように、スピードインサイトのスコアはGoogleアナリティクス上に表示されるもんですから、割と気にしている人も多いです。
一応Googleはサイトの表示速度は検索順位に影響することを明言していますので、SEO上も非常に意味のあることにも思えます。
https://crowdworks.jp/public/jobs/3642473
参考までにクラウドワークスなんかでもスピード改善のみの依頼が出てたりします。
スピードインサイトのスコア改善はお金になります。
ただ、ちょっと待ってほしいのです。あなたが欲しい結果はスコアですか?
それとも実際の表示速度の向上ですか?
speed insights のスコアは実際の表示速度に比例しない
割と衝撃的かもしれませんが、speed insights のスコアは実際のサイト表示速度に正比例しません。
冒頭で94点までスコアを改善できたという記事を紹介しましたが、あの施行直後でのこのサイトの平均的な表示速度は2秒台中盤で、どんなに良くても1秒台の後半カツカツと言った所でした。
もうちょい早くならないものかと、色々探していた結果、こんなブログに行き当たりました。
自称「超高速ブログ」
その真偽は・・・?
「マジで早い」
ちなみに速度計測には Web担当者Forum さんのブックマークレットを使っています。詳細は以下の記事。
スコアと実表示速度の乖離
上で紹介した「超高速ブログ」ですが、初回アクセスこそ2秒ほどかかるものの、2ページ目以降は非常に早く、軽く1秒を切ってきます。
早いときは300msくらい。
で、僕はこのブログを見つけて気になったので、ツイートの通り、speed insightsのスコアを計ってみた結果、30点台しか出なかったというわけです。
明らかにこのサイトよりも早いにも関わらず。です。
結論:speed insights のスコア気にし過ぎないのが吉。
管理人のスキルシェアさんのリプコメントもいただきました。
完全に同意。まぁ、遅いというと、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、「明らかにスコアに比例はしない」ってところですかね。
一度94までスコア上げたもんだから、更に施策することによってスコアが下がるのがかなり気になっていたのですが、「実際、早くないんじゃ意味ないな」と思ったわけです。
とは言え、実際に表示速度が遅い、かつスコアも低いパターンも往々にしてあるとは思いますので、3秒超えるような表示速度であれば、何らかの改善は必要かとは思います。
速度改善≠スコア改善
このサイトも更に表示速度上がるであろう施策を行った結果、スコアは下がりに下がって30点台(苦笑)
しかしながら、速度は上がりに上がって、2ページ目以降なら余裕で1秒切るレベルまで速度改善できました。
まとめ
結局「誰のためにサイトの表示速度を改善するのか」って話です。
これはもう見に来てくれるユーザーさんの利便性のためですよね。
ひいては、それに乗じて発生する自分の利益のためだったりもします。
逆に「俺はGoogleのためにやっている」「Googleに媚びる事こそが、自分の最大の利益になるハズだっ!」って人はスコアを重視するのもありかもしれません。
コメント