普段からAmazonプライムビデオをほぼ垂れ流しの状態でウォッチしているアニメ好きの僕が、2019年に見て良かったなと思うAmazonプライムビデオのオススメのアニメを紹介します。
僕が見た時点では全てプライムビデオの対象だったのですが、時期が変わってプライム対象でなくなっている作品もあります。予めご了承ください。
約束のネバーランド
あらすじ
突然終わりを告げた、グレイス=フィールドハウスの幸せな日常。ハウスは農園。子どもたちは、鬼に飼われる食用人間。大好きだったママは子どもたちの監視役。「これ以上、家族が死ぬのは嫌だ…!」そう願ったエマ達は、日常に潜んでいたあらゆる意図を解き明かしていく。鬼vs子ども、命をかけた脱獄計画が始まる–(C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
感想
2019年見た中で良かったアニメNo1かもしれません。
原作は週刊少年ジャンプで連載中の同タイトル作品なのですが、元々作品のことは知らず、アニメから入って原作まで読みました。
原作も良かったですが、個人的にはアニメが更に良かったと思います。
アニメでやっている箇所自体が原作で言うストーリー序盤なんですが、そもそも全体を通して一番盛り上がる部分(今のところ)であるというのも大きいです。
また、作品を通してBGMをはじめとした音楽全般が非常に秀逸で、世界観に没入させる雰囲気をつくっています。
マンガとアニメの違いをフルに活かした素晴らしい作品だと思います。
あと、EDの曲「絶体絶命」がめっちゃカッコいいです。
作品を通して割と絶望感しかないアニメのど真ん中を貫いたような楽曲です。
PSYCHO-PASSや東京グールなんかも歌ってて2019年耳にする機会かなり多かったですね。
シュタインズ・ゲート ゼロ
あらすじ
2010年11月 β世界線—主人公・岡部倫太郎が数々の苦難、悲哀を乗り越えた果てに「彼女」を救うことをあきらめてしまった世界線。失意の底にある岡部倫太郎。彼を心配する仲間たち。救われなかった「彼女」はどうなったのか?新たなキャラクターを迎えて描かれる「ゼロ」の物語。©2018 MAGES./KADOKAWA/未来ガジェット研究所
感想
どうやら僕の時間感覚がおかしいらしく、放送時期は2018年だったようですが、リアルタイム見ていて、とりあえず好きなので紹介します。
ちなみにこの作品ではありませんが、同シリーズのアニメ一作目「STEINS;GATE」は僕が2010年以降に見たアニメの中で一番面白かったと思っている作品です。(多分100とか200作品くらいは見てると思います)
元々ゲームから展開されている同作品ですが、ストーリーの展開がめちゃくちゃ面白いです。
僕はゲーム自体はエアプなんですが、ストーリの展開がプレイヤーの行動でエンディングが変化するタイプのアドベンチャーゲームで、アニメではその中の一本の筋道を作品化しています。
「シュタインズ・ゲート ゼロ」はアニメ1作目「STEINS;GATE 」の事後談という位置付けのお話。
語るに尽きないのでもし見てない方は取り合えず「STEINS;GATE 」から見てください(笑)
伏線が非常に多い作品で内容言っちゃうと面白くなくなっちゃうので。
Dr.STONE
あらすじ
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年–。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。文明が滅んだ石の世界(ストーンワールド)を前に、千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。時を同じくしてよみがえった、体力自慢の幼馴染・大木大樹はじめ、仲間たちと、ゼロから文明を作り出していく–石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる!前代未聞のクラフト冒険譚(アドベンチャー)、ここに開幕!©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
感想
記事執筆時点で現在進行形のアニメ。(2019/12/5)
主人公の千空(せんくう)のビジュアルのクセが強すぎますが、内容は中々面白いです。
初めて見たときはネギ星人(ガンツ)かと思いましたが、どうやら違うようです。
こちらの作品も原作は週刊少年ジャンプの同タイトル「Dr.STONE」です。
ある日突然、全人類が石化→6,000年経過し、文明が滅亡し、原始の世界にもどった地球が舞台です。
原始の状態から主人公「千空」があらゆる科学の復元を試み苦境に立ち向かいますが、この千空、ビジュアルだけじゃなくて口調までクセが強い(笑)
ですが、現在自分たちが何気なく使っている「技術」や「科学」のありがたさを再確認させれるようなSF作品です。
バビロン
あらすじ
「生きることは善いこと」 その常識が覆される時代が訪れたら、あなたはどうする。 読む劇薬・野﨑まどが綴る衝撃作が、遂に禁断の映像化! 「その啓示は、静かにそっと訪れる-」 東京地検特捜部検事・正崎善は、製薬会社の不正事件を追ううちに、一枚の奇妙な書面を発見する。そこに残されていたのは、毛や皮膚のまじった異様な血痕と、紙一面を埋め尽くすアルファベットの『F』の文字。捜査線上に浮かんだ参考人のもとを訪ねる正崎だが、そこには信じがたい光景が広がっていた。時を同じくして、東京都西部には『新域』と呼ばれる新たな独立自治体が誕生しようとしていた。正崎が事件の謎を追い求めるうちに、次第に巨大な陰謀が見え始め–?
感想
こちらも記事執筆現在進行形の作品です。
「善と悪」「法と無法」「論理と感情」
非常に重たいテーマが奥にあり、テーマにまつわる如何とも反論しがたい「悪」側の行動が見どころの作品です。
現状7話まで進んでいて8話配信までは少し時間が空くようですが、7話ではここまでの重厚さをぶち壊しかねない「オイオイ、ちょっとそれは…」な展開で止まってしまっています。
物語自体の良し悪しはちょっと今後の展開次第かなと思っていますが、取り扱っているテーマ自体は非常に興味深いサスペンス作品です。
「悪」側の筆頭、曲瀬愛の取り調べシーン、声優ゆきのさつきさんの「普通なのに何かゾワゾワする」感じの演技にも注目です。
ドラゴンボール超
あらすじ
ドラゴンボールの力によって”魔人ブウ”の記憶が人々から消え去り、さらに月日が流れた地球。悟空は、チチの言いつけで働くことになって農業をしつつもさぼりながら修業の毎日。そして結婚したての悟飯とビーデルは幸せな日々を過ごしていた。一方、宇宙の彼方では39年ぶりに目覚めた破壊神ビルスが、予知夢で見た自分のライバルになり得るであろう何者かの名前を思い出すべく奮闘していた。果たしてその者の名前は!?(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
感想
少年漫画の金字塔「ドラゴンボール」を原作とした続編アニメ。
原作の一ファンとしてTV放送時もリアルタイムで見ていましたが、プライムビデオにも来ていたので再度見直し。
こういうアニメオリジナルの二次創作系の作品って原作ファンから避難轟轟だったりするわけなんですが、僕はそう言ったことは気にせず「それはそれ、これはこれ」で楽しむタイプです。
原作世代なので、懐古厨と言われればそれまでなんですが、終了から20年以上経っているのに新作が放送されるなんてスゴイじゃないですか。
単純にそれだけで嬉しい気持ちになれます(笑)
ストーリー的には序盤は映画「神と神」「復活のF」を週刊のアニメ用に再編しただけの内容なので、映画で楽しんだ方がコンパクトに時間節約できますね。
作画も映画の方がいいです。
中盤以降の「未来編」「力の大会編」が超のオリジナル部分なんですが、「謎」みたいな要素もあったり、何より作品全体に渡って、原作・ゲーム・過去アニメ作品まで色々ひっくるめたオマージュがちりばめられています。
これはあのシーンのオマージュだなぁ、とか思いだしながら楽しめる感じです。
更にはアニメの初回放送から30年以上に渡ってブルマを演じてこられた声優の鶴ひろみさんの遺作でもあります。
TV放送最終回目前にして訃報を聞いたときは衝撃を受けました。
そういった意味でも非常に心に残っている作品です。
ゴールデンカムイ
あらすじ
明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、アイヌの少女アシ(リ)パが救う。アシ(リ)パは、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は…!? (C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
感想
TV放送は2018年です。
明治の北海道が舞台のちょっと王道からは外れた背景設定。
アイヌのまったりした生活のシーンがある中、いきなり割とストレートなコロし合いが勃発したり、作品最大の謎「金塊の隠し場所」などシナリオが秀逸な作品。
出てくるキャラは強烈な個性のキャラが多く、財宝を巡り各地で各々の争いがあり、さっきまで寝食共にしていた奴から頭を撃ち抜かれたりと展開の仕方が独特で見ていて飽きません。
第二期のOPがカッコいいです。
PSYCHO-PASS サイコパス 3
あらすじ
「正義」は、新たな世界を切り開く。 魂を数値化する巨大監視ネットワーク・シビュラシステムが人々の治安を維持している近未来。 変わりゆく世界で、犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、犯罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。 2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』の第三期シリーズとなる本作は、ふたりの新人監視官の物語。 慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、厚生省公安局の刑事となり、変わりゆく世界で真実を求めていく。 ©サイコパス製作委員会
感想
記事執筆時点で進行形の作品です。
ぶっちゃけ同作品よりもシリーズ1作目の「PSYCHO-PASS サイコパス」が良かったですね。
すべての犯罪が事前に排除され、全てがのものが一つのシステムで管理されるようになった世界背景の中、そのシステムでは管理できない対象が現れる。
世界とシステムの矛盾を巡る展開から目が離せない作品です。
鬼滅の刃
あらすじ
時は大正、日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の襧豆子は鬼に変貌してしまった。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道を進む決意をする。人と鬼とが織りなす哀しき兄妹の物語が、今、始まる–! ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
感想
原作は週刊少年ジャンプで連載中の同タイトル「鬼滅の刃」
物語の内容としては少年漫画のザ・王道と言った感じ。(原作は未読)
家族を鬼にコロされる→修行→旅をしながら鬼の親玉の打倒を目指す、と言った感じです。
内容としては王道過ぎて僕的には少し物足りなかったのですが、この作品の何が秀逸かって言うと、作画が凄いですね。
ジャンプでは相当人気の作品の様なんですが、人気だからアニメ制作に気合入ってるんですかね。
特に戦闘シーンは凄くて、2Dのセル画調と3DCGの融合された表現がめちゃくちゃカッコいいです。
番外編
これはイマイチだったなってヤツも軽く紹介します。
キングダム
アニメの放送は結構前なんですが、今更見ました。
原作も読んでいますが、はっきり言って原作の方が断然イイですね。
上で紹介した「鬼滅の刃」とは真逆で、作画が絶望的です。
作画と言うか、キャラのモーションがヌルヌルしすぎていて戦闘シーンなんかでも迫力が全く感じられませんでした。
信がリニューアル版の「しまじろう」みたいな動き方します(笑)
主人公チート系異世界アニメ
具体的には、
- 転生したらスライムだった件
- 賢者の孫
- 慎重勇者
あたりですね。
正直もう飽きましたよね。
同じ異世界系でも、「SAOアリシゼーション」と「盾成」はそこそこ楽しめたかなと思います。
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