マウスは仕事の効率を劇的に変えます
PCの操作に欠かせないデバイス「マウス」
最近では1日に12時間くらいPCの前で何らかの作業をしている僕が、仕事の効率を劇的に向上させるマウスを紹介します。
PCを主に操作するお仕事の方は、特に、今回紹介させていただく基準でマウスを変えた際の効率化を体感すると、もう元のマウスに戻れないほどのインパクトがあると思いますよ!
マウス選びのポイント
「仕事でオススメ出来るマウス」という前提で、僕がたどり着いた結論を理由付きで紹介します。
接続方式
マウスの接続方式はいくつかの種類があります。
有線 or 無線
マウスの接続方式は大別すると二種類、ひと昔前では一般的だった有線接続、現在主流の無線接続があります。
有線、無線の選択肢は問答無用で無線一択。
有線、無線のメリット、デメリットは以下の感じ。
有線 | 無線 | |
---|---|---|
接続安定性 | 安定 | 劣る |
電源安定性 | 安定 | 電池 |
価格 | 安い | 高い |
表だけ見ると有線に軍配が上がるように見えますが、「無線であること自体」が無線最大のメリットです。
この一点のメリットだけで他のデメリットを帳消しに出来る破壊力。
デメリットと言っても、それほど気になるレベルじゃないんですよね。接続の安定性も別にさほど変わりませんし、電池交換も数カ月に一回程度の数分の作業です。価格も最近では両者の差はほとんど感じられないレベルで狭くなってきています。
USBレシーバータイプ or Bluetoothタイプ
無線の中にも大別して2種類の接続方式があります。
USBレシーバータイプはUSB接続ポートに小さなレシーバーを差して接続を確立するタイプです。
そもそもUSBポートに余裕がある必要がありますので、ノートPCなどでは注意が必要かも。
BluetoothタイプというのはBluetoothという無線接続方式で接続するタイプで、PC自体にBluetoothが組み込まれている必要があります。
ハイエンドモデルのPCであればほぼほぼ100%の確率で組み込まれていますが、ミドル~ローエンドPCを使っている方はそもそもBluetoothに自分のPCが対応しているのか事前に確認する必要があります。
後付けのUSBのBluetoothレシーバーというのも存在しますが、結局USBポートを使うことになるのでBluetoothタイプを選ぶメリットがなくなります。
基本的に無線タイプのマウスのレシーバー or Bluetooth の選択というのはご自身の使用用途や状況によって適宜選べばいいと思いますが、PCを選ばず、確実に使えるのはUSBレシーバータイプです。
上述の通りBluetooth対応/非対応はPCによって違いますからね。対してUSBポートが存在しないPCってのは、僕が知る限りありません。
僕が使っているのはUSBレシーバータイプです。
ボタンの数
マウスによる仕事効率化、最大のポイントです。
ボタンの数というよりは「専用のカスタマイズができるソフトに対応しているか?」と言う方が正しいかもしれませんが、これが非常に重要。
ボタンのカスタマイズ機能のことを、ハードウェアマクロと言います。
基本的なマウスにあるボタンは、
- 左クリック
- 右クリック
- ホイール
- ホイールの押し込み
これが基本的な構成かと思います。
これに付随して、いくつかのボタンが搭載されているマウスがあり、それらのボタンを任意の動作にカスタマイズすることが出来る「専用のハードウェアマクロソフトが提供されている」ものを選ぶ、というのがマウスで仕事を効率化させるポイントです。
で、オススメのマウスは?
前置きが長くなりましたが、僕が選ぶ「仕事がはかどるオススメのマウス」は以下です。
ちょっと財布に余裕がある方はこっち↓
実際僕が使っているのは上で紹介したM-XG3DLBKより、もうちょい古いモデルのM-XGS20DLBK (Sサイズ) とM-XGL20DLBK (Lサイズ)の二つ。
かなりサイズ感違うと思います。
エレコムのこのシリーズはサイズをS・M・Lの中から選べるんですが、Lを買って別に問題なく使えていたのですが、ノート用の持ち運びに便利なSサイズを追加で購入した感じです。
同シリーズは3年くらい使っているけど、今のところLもSも壊れていないので、耐久性は結構ある。
M-DC01MBBKはシリーズ後継機というよりは、ハイエンドシリーズと言うイメージの方が近いかもしれません。ハードウェアマクロを設定するソフトウェア自体が刷新されていて、更に、マウス本体がマクロを記憶するようですので、別のPCでマウスを使っても、マクロが同じように使えます。
マウスのハードウェアマクロの参考設定
僕が現状使っているM-XGS20DLBKのハードウェアマクロ設定ソフトを参考に、仕事効率化のボタン設定を紹介してきます。
エレコムマウスアシスタントというソフトになります。
プロファイルを切り替えればアプリケーションごとに割り振りたいボタンの配置を変化させることができます。
例えばエクセルを使っている時はこの設定、ブラウザを使っている時はこの設定、という感じでボタンの割り振りを変更可能。
ブラウザの設定
おそらく一番仕事でも使っている時間が長いのがブラウザだと思います。
ポイントとしてはホイールのチルト(左右に倒すこと)にそれぞれ、
- Ctrl + Shift + Tab (左のタブに移動)
- Ctrl + Tab (右のタブに移動)
を割り振っていて、マウスのホイールを左右に倒すだけでブラウザのタブの切り替えができるようにしています。これによって、マウスを動かすことなく高速にタブをめくれます。
ホイール真下の中央のボタンにはF5を割り振って、素早く更新出来ます。
CSSのコーディングなんかをする人だとF5ではなくて、Ctrl + F5 (スーパーリロード)を割り振っておくと素早くブラウザのキャッシュをクリアして、変更したCSSの反映を確認できます。
人差し指で押すボタン、6と7の位置には作業で便利な任意のキーを割り振るのがいいと思います。
僕はタブの削除(Ctrl + W)と、デベロッパーツールの立ち上げ(F12)を割り振りしています。ワードプレスやその他ブログ記事の更新作業なんかが多い方は、コピー(Ctrl + C)&ペースト(Ctrl + V)なんかを割り振るのもいいかもしれません。
Excelの設定
Excelも仕事でよく使うソフトの代表格です。
ホイールチルトでシートの切り替え。(Ctrl + PageUp、Ctrl + PageDown)
ブラウザの時に戻る&進むだった、親指で押すボタン二つにはそれぞれ、一つ前の動作の状態に戻すUnDo(Ctrl + Z)と、一つ先の動作の状態に進めるReDo(Ctrl + Y)を割り振って、直感的に動作を戻したり、進めたりしやすくしています。
他のボタンは割と好みですが、僕が割り振っているのは、上書き保存(Ctrl + S)、フィルター(Ctrl + Shift + L)、選択範囲のセル削除(Ctrl + D)です。
仕事がはかどるオススメのマウスまとめ
是非ともマウスのハードウェアマクロ化で仕事効率化に挑戦してみてください。
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