アドセンスの審査は厳しい?
2018年の12月ごろから3サイトをアドセンスに審査を出して、2サイト通り、1サイト通りませんでした。
通らなかったサイトは、別に通らなくてもいいやと思ったので、放置していますが、2サイト合格したことによって判明した、世間で言われている、「アドセンス通すにはこれをしないといけない」ってことは結構ガセであるとわかりましたので、紹介します。
アドセンスの審査に関するガセ情報
ないよりはあった方がいいけど、別に関係なさそう系
問い合わせフォーム必須
時々見かけます。完全にガセです。なくても実際通りました。
プライバシーポリシー必須
嘘です。なくても通りました。
運営者情報必須
これもデタラメですね。
○○以上、又は、●●以下がいい、みたいな数量はこのくらいですよ系
記事数
「○記事以下の方が通りやすい。」
という情報と、
「○記事以上は書かないと通らない」
という情報の2パターンありますが、どっちがどっちということはないと思いますね。
理由としては、そもそもどっちの説もある時点で、あんま関係なさそう、って言うのと、実際、僕が通した2サイトが20記事(このサイト)と、10,000記事オーバーの自動生成したサイトだからですね。
ですので、数の問題ではないと思います。
文字数
「平均●●文字は書かないと受からない」的な説。
上記した、自動生成サイトは多分平均300文字もないです。よってガセ。
PV数
まぁ普通に考えて、ガセですね。
このサイト通った時点でサイト運営通算100PVもなかったと思います。
画像入れてはいけない系
論外ですね。そんなワケありません。
注意するとしたら、著作権侵害になる可能性のある画像(キャラクターとか)や、アダルト、児童ポルノと認識されうる画像はもちろん避けましょう。
この辺はアドセンス(というか米系企業全般)はめちゃくちゃ厳しいです。特に児ポ。
水着姿で遊ぶの愛娘?の写真でアボセンス喰らった外人さんの記事を見たことがあります。まぁほんとにそれが原因なのかは知らないですけどね。
独自ドメイン系
ちょっともっともらしい事言っちゃってる系ですね。
「独自ドメインでなければ審査に通らない」とか言うヤツです。
これも、まぁ冷静に考えてバリバリのガセですね。
僕が通したサイトは全て独自ドメインでしたが、はてなブログでも受かっている方が全然おられますし、もちろん貼り付けている方も見受けられます。
はてな側がアドセンスNGと言うならまだ話は分かりますが、仮に独自ドメインが条件であれば、はてなブログのアドセンス貼ってる人は全部無効になっていないと一貫性なさすぎます。
逆に信憑性有りそうな情報は?
僕はGoogleの中の人でない以上明確な答えは出ませんが、「これはまぁ、あり得るかな」という情報をまとめました。
ジャンルを絞る
ジャンルを絞って発信しているサイトの方が通りやすいということ。
これはあり得そうだなと感じます。アドセンスとはちょっとズレますが、検索エンジンの方ではE-A-Tと言うワードが近年叫ばれて来ています。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
「上記が認められるサイトをGoogleは良質なサイトと判断する」と、少なくとも検索エンジンのチームは明言しています。
何を持ってE-A-Tを認めるのかはさておき、当然アドセンスにおいても、信念(ポリシー)に一貫性があればジャンル特価の発信は価値が高いと判断される可能性は十分にあり得ます。
日記は受かりにくい
上記とは逆説的に日記のようなブログでは、E-A-Tを認められることはかなり厳しいと思います。
あなたが芸能人でもなければ、誰もあなたの「今日食べたランチの話」「家族で行ったディズニーランド」に興味はありませんからね。他人に価値を提供できるとすれば、ランチを紹介するにしてももう少し切り口を変える必要がありそうです。
特定のジャンルは完全にNG
これは推測ではなく、確定情報です。
上でも少し述べましたが、以下の特定コンテンツを含むサイトはまずアドセンスには受かりません。そもそも規約違反だからです。
- アダルト
- 誹謗中傷
- コピーコンテンツ
- 薬物とか、そもそも違法系
- アルコール・タバコ
- 著作権違反
- ギャンブル
- ハッキング・クラッキング
- ヘルスケア
- 武器・兵器
- 暴力的・グロテスク
- クリックしてくれたら●●します的な、報酬引き換え
- Googleが提供するサービスの数値を偽る記載がある
この辺の記事が含まれるサイトはまず通りません。
注意すべきはヘルスケア・ギャンブル・タバコ・アルコールあたりですね。理由は、[text type=marker color=blue]悪気なく触ってしまう可能性があるジャンル[/text]だからですね。
どこまで厳しく見られるかは不明ですが、ちょっとした言葉の端を拾われて不合格になることも十分にあり得ます。
例えば、青汁を紹介する記事で「これを飲み始めてから、すごく健康になりました」とか、個人の感想レベルの表現でも、他者に証明が難しいような健康に関する言及は避けましょう。
明記はされていないけど、間違いなく厳しいジャンル
ヘルスケアに関しては規約上明記されていますが、金銭・財産に関する情報を扱うサイトもかなり厳しいと思います。
両者を合わせてYMYL(Your Money Your Life)と言ったりします。
5年ほど前にアドセンスではありませんが、アドワーズに出稿しようとした際にどうしても出稿審査が通らなくて、サポートに電話したことがあるんですが、「ゲットリッチを含むコンテンツは審査が厳しい」と明言されたことがあります。
いわゆる「稼ぐ」とか「儲かる」とかそういった表現が多いサイトです。
現在ではYMYLとひとまとめにされ「株」「FX」「仮想通貨」「その他金融商材」はたまた「情報商材」なんかも相当厳しい判断をされるようです。
この手のサイトは潔くアドセンスはあきらめましょう。
仮に受かったとしても、その後アボセンス(BAN)される可能性を非常に多くはらんでいます。
アドセンスアカウントは一生ものなので、マジでやめといたほうがイイです。
コピーコンテンツに関して
ツイッターとかを見ていると、ここで引っかかっている人も多いようですが、ここで言われるコピーコンテンツは単純なコピペの事ではありません。
僕が審査に落ちたサイトもこれで落ちましたが、サイトの内容から判断するに「公式サイトからの引用」などもおそらくコピーコンテンツと判断されます。
例えば以下のようなコンテンツ。
- 飲食店のメニューと価格の紹介
- 商品のスペックの紹介
- レビューの星の数の引用
これらが記事の主役になっているような状態は修正が必要です。
公式情報の紹介と、あなたの「感想」が記事の大部分を構成する場合、「独自情報の不足」「コピーコンテンツ」であると捉えられる場合が多いと感じます。
一番簡単な修正案としては、比較検討タイプの記事に変更することです。
上で触れた10,000記事自動生成のサイトは基本的に引用のみで作ったサイトです。むしろ、オリジナルの箇所を探す方が難しいレベルの。
それでも審査に通過しているということは、[text type=marker color=pink]「比較検討するタイプ」のサイトであった[/text]以外の理由が見当たらないんですよね。
全うな比較記事はGoogleに「価値が高い」と判断されます。
まとめ
ざっとネットの情報と、自身の経験を合わせてまとめましたが、明確に「●●文字以上」とか「●●記事以下」みたいな情報はあんまりあてにしな方がいいと思います。
それらが「総合的」に判断されて合否が決まることはあっても、単体で「足切り」のような審査はされていないことは、容易に想像できるからですね。
落ちまくっている方からすれば、明確な「閾値」的な答えが欲しいのも分かりますが、それらの答えはないと思います。
どちらかと言うと、「検索ワードを意識」することと、「ワードに対して来てくれたユーザーにどれだけの価値を提供できるか」を重視してコンテンツを作る事が重要な気がします。
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